この記事では、シマノ製タイラバ用の竿であるエンゲツ(炎月)について、各シリーズの特徴、インプレ結果やおすすめタックルの組み合わせを紹介します。
エンゲツ(炎月) シリーズについて
上にいくほどハイエンドモデルになりますので、TTは中間ぐらいの位置ですね。
エンゲツXR
しなやか&スムーズな曲がりを突き詰めたハイスペックモデル。
炎月が築き上げた鯛ラバ理論をベースに、しなやかでスムーズな曲がりを突き詰めたハイスペックなロッド。XシートエクストリームガングリップをはじめスパイラルXコア、ハイパワーXフルソリッド、低弾性カーボンなどを搭載し、さらにカテゴリーごとにスペックを強化。4つの専用調子がさまざまなフィールドで快適な鯛ラバゲームを演出します。
エンゲツSS
Xシート エクストリームガングリップ搭載で実釣性能がさらに向上
シマノの先進テクノロジーによって、実釣性能がさらにアップした新生「炎月SS」。そして鯛ラバゲームをエキサイティングに楽しむクッション性と粘り強さを追求したフルソリッドモデルを新たにラインナップ。乗せ調子、掛け調子、キャスティングには、基本性能である等速巻きの精度を高め、軽くて強いブランクスを実現する[スパイラルX]、ロッドのブレやパワーロスを抑える[ハイパワーX]、高強度・しなやかカーボンソリッド[タフテックα](ベイトロッド)を搭載しました。ベイトロッドには安定したリーリングやファイトと疲労低減を実現する[Xシート エクストリームガングリップ]を採用。独特のガングリップ形状は手首を真っ直ぐに近い状態で握ることができ、突出したサイドボディはリールとの隙間を埋めタックルとの一体感が向上。あらゆるシーンにおいて上質なフィッティングを味わうことが可能です。
エンゲツTT
軽量で実釣性能に優れたコストパフォーマンスモデル
軽量で実釣性能に優れたコストパフォーマンスモデル「炎月TT」が新登場。基本性能である等速巻きの精度を高め、軽くて強いブランクスを実現する[スパイラルX]、ティップには高強度・しなやかカーボンソリッド[タフテックα](ベイトロッド)を搭載しました。さらにベイトロッドには握りごこちを追求した「Xシート デュアルガングリップ」を採用。手首を真っ直ぐに近い状態で握ることができるガングリップ形状は、安定したリーリングやファイトを可能にし、疲れを軽減します。
エンゲツBB
Xシートデュアルガングリップ&ハイパワーXを搭載。安定した等速巻きを確実にサポート。
炎月シリーズのコンセプトを踏襲し、実釣性能がさらにアップしたハイコストパフォーマンスモデル炎月BB。メインブランクスにはロッドのブレやパワーロスを抑えるハイパワーX、ティップには高強度・しなやかカーボンソリッド、タフテックα(ベイトロッド)を搭載しました。さらに基本性能を高めるため、ベイトロッドには握りごこちを追求したXシートデュアルガングリップを新たに採用。手首を真っ直ぐに近い状態で握ることができるガングリップ形状は、安定したリーリングやファイトを可能にし、疲れを軽減します。
エンゲツ(炎月)TTについて
機能
Xシート デュアルガングリップ(ベイト)
握りの安定性と極上のフィット感を追求したXシート デュアルガングリップ。リトリーブ時のロッドのブレが激減。等速巻きをより簡単に実現します。スパイラルガイドとの相乗効果でストレスフリーの釣りを演出。ベイトモデルに搭載。
シマノオリジナルリールシート (スピニング)
軽く握ってもグリップが効き、ホールド性の高さが特徴のシマノオリジナルリールシート。スピニングモデルに搭載。
スパイラルガイド仕様(ベイト/右回り)
トラブルレス性能に加え、リトリーブ時のロッドのブレが激減。等速巻きをより簡単に実現します。Xシート ガングリップとの相乗効果でストレスフリーの釣りを演出。ベイトモデルに搭載。
大口径ガイド
沖合での釣りを想定、ラインにクラゲなどが絡みついた時のガイドへの詰まりを軽減。
ワン&ハーフ2ピース
仕舞寸法を140cm未満に収めた設計。移動の際の手間やストレスを軽減。
他シリーズとの比較
機能
TTが最も軽量ですね。BBにはないスパイラルXがTTにはあります。スパイラルXの有無は非常に重要で、ネジリに対する剛性が強いため、竿が折れにくくなります。
※スパイラルX:ロッド縦繊維の内層と外層にカーボンテープを密巻きした三層構造。 内外の斜め繊維により、重量を増すことなくネジリ剛性を高めます。
値段
2024年4月27日時点でのAmazonの価格を比較します。
横並びにしてみると、SSだけが2万円を超えてきますね。BBだと性能的に心配・不十分という方は、TTがおススメです。
SS (B610M-S) | TT (B69M-S) | BB (B69M-S) | |
値段 | 25,000円 (税込み) | 17,000円 (税込み) | 13,000円 (税込み) |
22炎月TTB69M-Sのインプレ
2024年の春、伊勢湾にタイラバ釣行に行きました。
激渋な状況にも関わらず、50~60cmの真鯛を4匹も釣り上げることが出来ました。タイラバ初心者でここまでの釣果を出せたのは、タックルが良かったためだと思います。
詳しい釣行記録は下の記事をご覧ください
22炎月TTB69M-Sの感想はこちらです。結論としては、非常に良い竿です。タイラバ初心者に自信をもっておすすめ出来ます。
- 感度:真鯛の当たりが非常に分かり易かった
- ばらし:タイラバ初心者にも関わらず7バイト5キャッチなので、非常に良い。ばらしにくさを感じました
- ねばり:50cmオーバーを4匹釣りましたが、どの魚も30秒ほど突込みに耐えると、だんだん浮いてきます
- 軽さ:非常に軽いです。そのため、全く疲れません。
- 操作性:非常に良いです。真鯛の急な突込みに対しても、柔軟に対応できます。
おすすめタックルの組み合わせ
先ほどの釣行記録で使用したタックルになります。タイラバ初心者は、まずこの組み合わせがオススメ!!
竿:22炎月TTB69M-S
リール:19エンゲツCT 150PG
PE:HARDCORE X4 200m 0.6号
リーダ:ハードコア パワーリーダー CN 50m 12lb
タイラバ玉:TGビンビン玉スライドヘッド ネオ 80g F-0288 グリーンゴールド
タイラバユニット:スタート(START) ショートカーリー レッドゼブラ
詳しくはこちらの記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
- TTはエンゲツシリーズのミドルクラスであり、機能と値段のバランスが最も良い
- 初心者(著者)でも、ほとんど真鯛をばらすことが無かったです (7バイト5キャッチ)
- 50cmオーバーを4匹釣りましたが、竿の粘りによって安心してファイト出来ました
結論、エンゲツ(炎月)TTは非常に使いやすく、コスパの良い竿です。特に、タイラバ初心者の導入としては、最適なのではないでしょうか。
ぜひ、使ってみてください。満足できると思いますよ。
タイラバのユニットにはこちらがおすすめです
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